6月
17
2013

ゴージラインとシャツのカラーの関係

今回のお仕立て上がりは比較的ノーマルなブラックスーツです。
数年間でかなり痩せたというお客さまで、ご自宅での生地選び~採寸、納品は勤務先でした。

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サマーウール&モヘアの生地でパリッとしていてハリがあり、どちらかというと、しっとりというよりザラッとした感じなので、涼しげな肌触りです。
結婚式の2次会とパーティーに着て行かれるということでしたので、ピンクのシャツにポケットチーフなど刺すと良いと思います。

今日は、私の考えるゴージラインとシャツのカラーの関係について少し書きます。

まずゴージラインとは、衿の上部に走っている生地の縫目のラインの事です。
このラインとシャツのカラーの角度が揃っていると、より美しくまとまると考えていますので、特に好みが無いお客さまには「セミワイド」や「ワイド」カラーあたりをおすすめしています。

↓ こんなラインということです。

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このラインが揃ってないからおかしい、ということではもちろんありませんが、迷ったら是非注目してみてください。

ちなみに、最近のスーツはゴージラインが高めの位置にあり、昔のスーツは低い位置にある事が多いので、ここを見ただけでいつ頃のスーツなのか分かることもあったりします。。

 

出張採寸オーダースーツ・シャツの仕立て屋 sarto di amedeo(サルト・ディ・アメデオ)

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