12月
26
2011

時間 vs お金 vs クオリティの公式

新たにブログを始めたわけですが、やはりはじめは「ホームページ(ウェブ)制作について」の内容がふさわしいと思うのでこのテーマにしました。

というのも、ずっと感じていたことをそのままきれいにまとめてくれている記事に出会い、感銘を受けたので紹介させてもらいます。(元記事は海外のサイトのようです)
http://www.webcreatorbox.com/webinfo/time-money-quality/

要するに、「時間」と「お金」と「品質」のバランスで

  • クライアントはこのうち、2つしか持てない。
  • 残った1つを自分で調整する。

ということです。

これはウェブ制作に限らず比較的当てはまる場面は多いと思うのですが、基本的にこれを意識できている人とそうでない人が当然のようにいるわけですね。 一般的にはフリーランスや個人事業主、経営者の方などは必然的に意識できていると思います。
経営者マインドなどとよく言いますが、経営者マインドがあれば仕事量と見積もり(受注)金額を見て、どの程度の時間をかけてよいものかおおよそ見当が付きます。例えば10万円の仕事を受注して3日以内に終わらせるとスケジュールを立て、そこに終わりそうにないと、「まずい、そろそろ終わらせないと赤字になっちゃうよ」と自然と考えてしまうわけです。(もちろん実際にはいろんな要素が考えられますが、ここでは想定外のことは起こらないこととして)

“早く安くクオリティの高いもの”がもちろん理想ですが、おそらく成立しないはずです。
早くクオリティの高いものを作ろうとすれば、コストは上がり、
早く安く作るにはクオリティは下がり、
安くクオリティの高いものを作ろうとすれば、短納期では難しいでしょう。

クライアントと制作業者が同じ意識を持っていれば何も問題になるようなことはないのでしょうが、どちらかに意識が欠けているとクレームや不満の種になりかねないのも事実だったりしますね。

そうは言っても面白いもので、人間は自分の知識や経験、想像可能な範囲でしか物事を判断したり行動したりできない為、基本的にどうしても自分視点で物事を見てしまうので、いざ自分がお客の立場になると、いいものを早く欲しい、しかもできるだけ安く(笑)。

だから私もいろんな場面でこの公式を思い出し当てはめるようにしています。
なにをまず優先するのか、その次は?
もちろんTPOに合わせて選択し決断します。ゲーム感覚でやると結構楽しいもんですよ、是非楽しんでやってみてください。

洋服選びの場面などでも面白いですね。
・とても気に入ったものが半額になっている!
・しかし在庫がなく取り寄せ..
この場合はクオリティとお金を取ったので、時間は妥協して、待ちます。

・明日のパーティーにつけて行くイケてるタイを見つけた。イメージ通りでバッチリ!
・でも予算オーバー…
んー、しょうがない。時間がない。買ってしまおう。
これは、クオリティと時間を優先したのでお金を妥協したパターンですね。

日常生活でも例を挙げればきりがないですが、今日はこのへんで。
それではまた。

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